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スバリストはオタクで特徴的なのか!?元スバル乗りが徹底解説

スバリストはオタクで特徴的なのか!?元スバル乗りが徹底解説

スバリストはオタクで特徴的なのか、疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、「スバリストはたしかにオタクが多い」です。

また、スバリストはSNS上を筆頭にネガティブなイメージをもたれがちですが、実際はいい人がほとんどです。

本記事では、元スバル乗りの車好きがスバリストの特徴や生態ついて解説します。

※ぼくもおそらく、世間的にみるとスバリストですw

スバリストはオタクで特徴的なのか?

スバリストはオタクで特徴的なのか?

早速ですが、スバリストはオタクが多くて特徴的なのか見ていきましょう。

スバリストに多い特徴は、以下の5つ。

  • オタクでメガネ
  • 普段はおとなしい
  • ファッションへの興味が疎い
  • 好きなことになると早口で語る
  • スバルの車を見かけると、横に停める(スバルの法則)

まとめると、下のツイートのような感じです。

……実はぼくです(笑)

よくSNSで出回っている下の画像を参考にしました。

よくいるスバリスト

画像の出所知っている人いたら、こっそり教えてほしいです(ぴえん)

そして、ぼくもスバリストとして、何度かスバル(Subaru)のオフ会に参加したり、昨年には京都で主催のスバルオフ会【SOMT高雄】を開いたりしました。
(第2回も開催決定! 主催が日産乗りやけど……笑)

そんなぼくが、オフ会などでたくさんのスバリストを見て感じたのは、以下の通り。

実際のスバリスト
  • オタクでメガネ→(8割以上メガネでした)
  • 普段はおとなしい→(ウェイ系はほとんどいない)
  • ファッションへの興味が疎い→△(人による)
  • 好きなことになると早口で語る→△(人による)
  • スバルの車を見かけると、横に停める→(散見される)

総じていえば、おおよそあっています。

しかし、ここまでの文章だと

スバリストを名乗りたくないし、一緒にされたくない

という人もいるでしょう。

しかし、魅力的なところもたくさんあります!

スバリストの特徴やオタク具合

スバリストの特徴やオタク具合
写真は筆者のかつての愛車①

魅力を紹介する前にスバリストの特徴やオタク具合を紹介します。

この章では、以下の2つについてみていきますね。

  • スバリストの由来
  • スバリストが好きなもの

スバリストの由来

実は、スバリストの歴史はかなり長いです。

スバルの広報誌「cartopia」によると、スバリストという言葉ができたのは1975年

以下のような内容で紹介されています。

「スバリスト」とは現在、東京農業大学名誉教授・後閑暢夫氏が1975年のカートピアNo.31号誌上の
「スバルは紳士の乗り物」という投稿で名付けた言葉。

cartopia 2006年1月号より

また、スバリストの意味は「クルマに対する高い見識を持ち、紳士的な運転をするスバルユーザー」です。

よって、スバル車であおり運転などの危険行為をしていると、スバリストではありません(揉めそうw)

そんなスバリストたちは、スバルに対する愛が驚くほど強いです。

特に、これから紹介する3つのことが好きなスバリストはたくさんいます。

スバリストが好きなもの

次に、スバリストが好きなものを詳しく見ていきましょう。

  • 水平対向エンジン
  • シンメトリカルAWD
  • WRブルー(スバルブルー)

※不等長サウンドは賛否両論あるため割愛

①:水平対向エンジン

「スバリストといえばこれ!」と真っ先に思い浮かべるのが「水平対向エンジン」です。

特にターボエンジンの『EJ20』はこれでもかというほど大好き!

生産終了が悔やまれますね……(´;ω;`)

そもそも、水平対向エンジンとは自動車のエンジンの種類の1つで、国産では1車種を除いてはスバル車のみ。
(トヨタ86など、スバルと共同開発している車種を除く)

海外もポルシェでは採用されていますが、他のメーカーではほとんど使われていません。

そんな水平対向エンジンは、

  • サーキットやラリーのスポーツ走行に強い
  • 左右対称のため重量バランスがいい
  • 水平対向エンジンならではの「重低音サウンド」

が魅力的なことから、国内はもちろん海外からも人気です

一方で、

  • 部品数が多いことから、お金がかかる
  • 横に広いエンジンで、小型車への対応が難しい
  • オイル漏れは通過儀礼と言えるほど多い

といったデメリットもあり、まさに一長一短といえるでしょう。

②:シンメリトカルAWDシステム

2つ目は「シンメトリカルAWDシステム」です。
(なんじゃこりゃという横文字)

シンメトリカルAWDシステムは、車の前後左右をつなげている「シャフト」という棒状のものが左右均等になるように配置したもの。

英語の「H」を90度回転させたものをイメージすると、わかりやすいでしょう。

シンメトリカルAWDシステムは、先ほど紹介した縦置きの水平対向エンジンだからこそ実現でき、車の中でも重いといわれる部品「トランスミッション」を中央に置くことができます。

そのため、左右の重さが同じなことから「バランスが良い」といえ、運転しているときの安心感につながります。

特に舗装された道や雨、雪道に強いことから、雪の降る地域ではスバル車がたくさん走ってますね。

③:WRブルー(スバルブルー)

こちらもスバルの代名詞「WRブルー(スバルブルー)」です。

他社メーカーでは「白」や「黒」が人気なのに対し、スバルは旧型も新型も青色が1番人気で、中古市場でも1番高いです。

そんなWRブルーの原点である「WRブルーマイカ」の由来は、2008年まで参戦していたWRCのマシンカラー

原点は初代「レガシィ」のラリーカーでWRCに出場した1993年で、スバルのロゴにある「黄色の6連星」が映えるカラーリングとして指定されました。

その後は市販車のカラーとして、インプレッサやフォレスターといった人気車種に使用されています。

ところで、WRブルーは色味が微妙に変わっているのをご存じでしょうか?(スバリスト感w)

WRブルーは2014年のWRX以降「WRブルーマイカ」から「WRブルーパール」へと変わっています。

具体的には下の画像のように、「WRブルーマイカ(左)」より「WRブルーパール(右)」の方が色味が濃いですね。

WRブルーマイカ
WRブルーマイカ
WRブルーパール
WRブルーパール

余談ですが、SNSでは「WRブルー」を「キモヲタブルー」と呼ばれることが多いです。

スバリストの特徴からわかった魅力

スバリストの特徴からわかった魅力
写真は筆者のかつての愛車②

元スバル乗りのぼくが、たくさんスバリストと出会って特徴をつかみ、感じた魅力は以下の3つです。

  • 知識が豊富
  • 何か打ち込めるものがある
  • いい人が多い

1つずつ見ていきましょう。

魅力①:知識が豊富

スバリストはオタク気質の人が多いため、知識が豊富です。

オフ会の会場やSNSで、愛車の調子が悪い場所を言うと確認してもらえるだけでなく、原因や交換場所まで教えてくれたりします。

しかも、8割は正しい!

また、消耗品や交換パーツにも詳しいのがスバリスト。

コスパのいいものからサービスのいいお店まで、たくさんの情報まで教えてくれるので、ぼくも知らぬ間に少し詳しくなりましたw

そして、スバリストはオタクが多いのもあり、車以外の知識が豊富な人も多いです。

個人的には、話を聞いてて面白いので好きですが……。

オタク特有のキャラの濃さも相まって「スバリストは濃い」と言われるのかもしれません。

余談ですが、STIの知識量はスバリストがダントツです←

魅力②:何か打ち込めるものがある

スバリストは、何か打ち込めるものがある人が多いです。

車はもちろんのこと、アニメやカメラ、音楽など多種多様。

昨今では「さとり世代」と言われるように、無趣味な人が若い世代で増えてきています。

そのため上の世代は「最近の若者は、休みの日に何しているのかわからない」と考えることがしばしば。

その点「スバリストは楽しめるものを持っている」ため、上の世代と趣味の話などで盛り上がれます。

賛否両論はあるでしょうが、ぼく個人としては何か打ち込めるものがある人は素敵だなとと思います( ˘ω˘ )

魅力③:いい人が多い

「スバリスト」というとなぜか悪いイメージが多いですが、ぼくの知っている限りだと「いい人が多い」です。

簡単に言えば「穏やかな愛されキャラ」で、職場のおばちゃんに好かれるタイプ。

たしかに「スイッチが入ると熱く語ってしう」という人もいますが、スバリストに限った話ではありません。

仕事や他の趣味の場でも、熱く語ってしまう人はたくさんいます。

聞いている側からすると、置いていかれてる感覚なので戸惑ってしまうかもしれませんが、本人は純粋にスバルファンなだけで悪気はありません。

高圧的な人や、他人や他社の悪口ばかりを早口で言っているスバリストも少なからずいますけどね……(紳士的とは?)

まとめ:スバリストはオタクで特徴的でいい人が多い

まとめ:スバリストはオタクで特徴的でいい人が多い

本記事では、スバリストはオタクが多いのか、特徴的なのかなどの疑問について、元スバル乗りが解説しました。

偏見によって悪いイメージが先行しているスバリストですが、絵にかいたようなスバリストはごく一部の人間だけです。

ぼくがオフ会などでお会いした方も、夢中になれるものがあって、いい人が多い印象でした。

「スバリストに分類されるの恥ずかしいからやめとこ……」

と思っていた人に、スバリストの魅力が伝われば嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

▼スバルの代名詞「インプレッサシリーズ」の維持費を紹介しました。

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