ドアパンチ程度だとドライブレコーダーに映らないのではないか、と気になる方も多いのではないでしょうか。
ドライブレコーダーの感度にもよりますが、映らない可能性も悲しいかなゼロではありません。
本記事ではドライブレコーダーにドアパンチが映らない理由と対策方法を、年間20000km以上走ったことがあるドライブ好きが解説します。
ドアパンチがドライブレコーダーに映らない理由
ドアパンチがドライブレコーダーに映らない理由は、以下の3つのどれかです。
- そもそも駐車監視機能が作動していない
- あてられた場所がカメラの死角だった
- ドアパンチの時にドラレコが衝撃を検知しなかった
理由①:駐車監視機能が作動していない
そもそも駐車監視機能がついていない機種であったり、ドラレコの駐車監視機能がOFFの設定になっていたりすることもあります。
駐車監視機能が正しく作動しているかどうかを確認しましょう。
理由②:カメラの死角だった
2つ目がカメラの死角だったことです。
- 前方録画のみ
- 前方+後方録画
といったドラレコだと、ドア部分は死角となっていることがほとんどです。
後ほど詳しく紹介しますが、ドアパンチの瞬間を録画しておくためには「360°カメラ付ドラレコ」を装着しておく必要があります。
理由③:衝撃を検知していない
ほとんどのケースが3つ目の理由に該当します。
ドアパンチの衝撃は、一般的な事故と比べてはるかに小さいです。
そのため、ドアパンチをされた瞬間をドライブレコーダーが検知していない可能性も十分にあります。
短時間の駐車だと、ドライブレコーダーのデータをさかのぼることができます。
しかし、ショッピングモールやテーマパーク、自宅や職場の駐車場などで長時間駐車していた時は
データが上書きされてしまい、ドアパンチの瞬間の記録が残っていないことも。
実際、ドアパンチの証拠となるデータが残っておらず、泣き寝入りしたとの声が多く見られました。
▼筆者もドアパンチでの当て逃げを経験しました(別ブログに飛びます)
関連記事:当て逃げはドラレコがあっても捕まらないのはダウト!経験談を交えて紹介
ドアパンチの瞬間がドライブレコーダーに映らないときでも安心するための対策
では、ドアパンチの瞬間がドライブレコーダーに映らない時でも安心するための対策を3つ紹介します。
- 駐車場所を工夫する
- 防犯カメラの近くに駐車する
- 360度カメラへ機種変更する
対策①:駐車場所の工夫
まずは、駐車場所の工夫です。
駐車場所の工夫は、大型ショッピングモールやテーマパークなどの広い駐車場で有効となります。
具体的には
- 出入口から遠い場所に停める
- ボコボコにへこんでいる車の横に停めない
- 片側が壁になっているところに停める
といったことで、そもそもドアパンチをされるリスクを減らすことによって対策が可能です。
ドアパンチが心配な方は、ぜひ検討してみてください。
対策②:防犯カメラの近くに駐車
次に、防犯カメラの近くに駐車することです。
職場の駐車場など毎日使う場所で有効な方法で、ドライブレコーダーで死角だったとしても防犯カメラがとらえてくれます。
とはいえ、根本解決にはなっていないので、1番最後の方法をおすすめします。
対策③:360度カメラへ機種変更
最後に「360度カメラのドライブレコーダーへの機種変更」です。
360度カメラがついていると、前後だけではなく左右も録画されているため、ドアパンチの瞬間をとらえることができます。
そして、注意しておきたいのは「駐車監視機能付きのドライブレコーダー」を選ぶことです。
最初に紹介したように、そもそも駐車中にドライブレコーダーが作動する機種としない機種があります。
駐車監視機能付きのドライブレコーダーはどうしても高くなってしまいますが、普段使いする人はぜひ入れておきたい機能です。
ドアパンチがドライブレコーダーに映らないことはゼロではない
本記事では、ドアパンチがドライブレコーダーに映らない理由と対策を紹介しました。
ドアパンチの瞬間をとらえるには、360度カメラで駐車監視機能付きの機種を選ぶ必要があります。
とはいえ、衝撃を検知しない可能性も高いですので、駐車場所を工夫して未然防止に努めましょう。
本記事が快適なカーライフの、助けとなれば幸いです。
▼いざというときには、「イベント録画」も重要です!