カーライフ

パイオニア発ドラレコのサブスク「ドライブレコーダー+」を、ドライブ好きが徹底解説!

カロッツェリア(pioneer)でおなじみのパイオニアが、ドラレコのサブスクサービスを提供しているのを、あなたは知っていますか?

その名も、「ドライブレコーダー+」。

ドライブレコーダー+では、通常のドラレコで使える機能はもちろんのこと、サブスクモデルならではの通信技術を使った機能が魅力的です。

特に、家族共有であったり遠方に離れて過ごす親族がいたりする人は、ぜひ選択肢に入れておきたいところ。

特に、2022年5月から新車にはドラレコの装着が義務化されます。

ドラレコ入れなきゃなぁと思いつつ「価格が高くて入れるのをためらう」という人でも、サブスクなら初期費用を抑えて導入できますよね!

本記事では、最高で年間23,000キロ走るほどのドライブ好きが、ドラレコのサブスクについて機能や価格、メリット・デメリットを解説します。

パイオニア発ドラレコのサブスクならではの機能

パイオニア発ドラレコのサブスクならではの機能

パイオニアのドラレコのサブスク「ドライブレコーダー+」は、録画機能や保存機能といった基本的な機能に加えて特徴的な機能があります。

それは「通信機能がついている」ことです。

とはいえ、ドラレコの通信機能といってもイメージがつかないですよね。

本章では詳しく紹介しますね

ドライブレコーダー+の通信機能
  • 緊急通報機能
  • 見守り機能
  • 事故防止機能

機能①:緊急通報機能

1つ目が「緊急通報機能」です。

緊急通報機能は、事故やトラブルのときにボタン1つでコールセンターにつなげることができるものです。

例えばあおり運転にあっているときや、故障してしまった時に通報ボタンを押すことで、コールセンターにつながることはもちろん

警察や消防、JAFなどの連絡を代わりに行ってくれます。

もし故障がおきても、内臓バッテリーが入っていますので、バッテリー切れで通報できないという心配はいりません。

また、重大事故などで大きな揺れを検知したときは、ドラレコが自動で緊急通報。

そして、重傷を負っているなど呼びかけに応じなかった場合は、

コールセンターの担当者が警察や消防に通報し、警察や救急隊員がGPSの情報をもとに事故現場に向かいます。

事故やトラブルだと気が動転して頭が真っ白になることも多いので、安心できる機能ですよね。

機能②:見守り機能

2つ目が「見守り機能」です。

  • 高齢者の親族がいるけど、車がないと生活できないところに住んでいる
  • 家族共用の車で、普段は家族が買い物や送迎のために乗っているという人
  • 自宅に車があるが、単身赴任なのでなかなか乗らないお父さん

といった方におすすめの機能です。

見守り機能では、家族が事故やトラブルに巻き込まれて通報があったときに

  • 現在地
  • 事故の状況

メールやLINEで送ってくれます。

何かあったときに情報をいち早く確認できますので、離れていても安心ですよね。

機能③:事故防止機能

3つ目が「事故防止機能」です。

パイオニアは「安全運転システム」も独自で開発しており、交通事故の多いポイントで運転者に注意喚起をします。

事故防止機能で特に優れているのが「状況に応じて警告が変わること」

  • 場所
  • 天気
  • 時間帯
  • ドライバーの運転傾向

によって注意喚起の仕方が変わります。

雨の日や夜に運転するときには、普段よりも注意しなければいけませんが、慣れている道では油断してしまうもの。

漫然運転を防ぐためにも、事故防止機能はありがたいと言えるでしょう。

パイオニア発ドラレコのサブスク、カメラの性能は?

パイオニア発ドラレコのサブスクを検討するうえで、もう1つ気になるのが「カメラの性能」ですよね。

カメラ(機種名:TMX-DM04-CS)の性能は、以下のようになっています。

  • 画面サイズ:2.4 インチ液晶(タッチパネル)
  • 記録媒体:microSDカード(SDHC:16 GB ~ 32 GB、SDXC:32 GB ~ 512 GB、class10以上)※16 GBのSDカード同封!
  • 記録解像度:高画質:Full HD (1920 x 1080p)、標準:HD(1280×720p)、長時間:VGA(640×480p)
  • 撮影素子:200万画素 CMOSセンサー
  • フレームレート:高画質:23 fps、標準:16 fps、長時間:7 fps
  • 外形寸法:128 mm(W)×50 mm(H)×50 mm(D)
  • 質量:206 g
  • 記録画角:水平122 ° 垂直63 ° 対角151 °
  • 電源電圧:12 V 車/24 V車対応
  • 内蔵バッテリー容量:750 mAh

引用元:パイオニアホームページ

画素数は200万画素ですので、最新モデルと比べると見劣りはします。

しかし、夜間でも状況を十分把握できる画素数ですので、極端に心配する必要はありません。

また、以下のものもカメラと一緒についてきます。

  • フロアカメラユニット
  • 外部入力用ケーブル
  • コンソール内接続アダプター
  • ステッカー
  • SDカード(16GB)

取り付けは基本的に自分で行いますが、必要なものは一式そろっているのでカー用品店に何かを買いに行く必要はありません。

とはいえ、自分で取り付けるのが不安という人もいるでしょう。

そんなあなたのために、ドライブレコーダー+では、業者に取り付けてもらえるサービスも用意しています。

  • マエカワの取付サービス(全国展開!)
  • Seibii(出張取り付け)
  • ゴーゴーガレージ(取付)

詳しくは、ドライブレコーダー+公式サイトをご覧ください!

>> パイオニア「ドライブレコーダー+」公式サイト

パイオニア発ドラレコのサブスク、価格は?

パイオニア発ドラレコのサブスク、価格は?

パイオニア発ドラレコのサブスク「ドライブレコーダー+」は、通常のドラレコの機能が利用できるだけでなく、安心して運転できる通信機能がついています。

とはいえ、これだけ高性能だと

年間10万円くらいするのではないだろうか……?

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、本体価格と通信機能代を合わせたらお値段以上の機能だということが想像できるでしょう。

まずは、車両の後を記録する「リアカメラ」がない場合です。

フロントカメラのみ場合

項目従来のドラレコドライブレコーダー+
本体価格20,000円~30,000円2,178円(税込)/1カ月
手数料など2,200円(税込・契約時のみ)
合計(1年)20,000円~30,000円年間28,336円(税込)
フロントカメラのみの料金比較

次に、前後ともにカメラがあるがある場合です。

リアカメラ付きの場合

項目従来のドラレコドライブレコーダー+
本体価格25,000円~35,000円2,728円(税込)/1カ月
手数料など2,200円(税込・契約時のみ)
合計(1年)25,000円~35,000円年間34,936円(税込)
リアカメラを合わせた料金比較

2年目以降は差が出るかもしれませんが、実はドラレコは直射日光の影響で壊れやすいです。

特に夏場にフロントガラスにサンシェードをつけている場合は、反射する熱が故障の原因になります。

ぼくも前の愛車につけていたドラレコは1年弱で不具合が起きるようになりました。

使用環境によっては高いドラレコをつけても、数年以内に買い替えをしなければならないということも、考えておきたいポイントです。

また、JAF会員の人は登録時に「Amazonギフトカード最大5,000円分」もらえます!

5,000円あれば、家族にちょっとしたプレゼントを渡せますよね。

パイオニア発ドラレコのサブスクを使うメリット・デメリット

ここまで紹介してきた、パイオニア発のドラレコのサブスク「ドライブレコーダー+」を使うメリットとデメリットを紹介します。

メリット

まず、メリットは以下の通りです。

メリット
  • 事故やトラブル時でもボタン1つで対応できる
  • 離れて暮らす家族がいても、安心できる
  • 事故防止機能で事故のリスクを減らせる

特に、事故やトラブル時にボタン1つで通報できたり、重大事故だった場合に警察や消防に通報してくれたりすることが最大の魅力です。

また、運転に自信のない人や年配の方でも、事故防止機能を使えば安心して運転できます。

デメリット

一方で、デメリットもあります。

デメリット
  • 通常のドラレコより割高になることもある
  • 運転に自信のある独身の人は、恩恵を受けにくい
  • 駐車監視機能はない

特に、運転に自信があったり、そもそも車には月に数回しか乗らなかったりという使い方には、ドライブレコーダー+は割高に感じるかもしれません。

パイオニア発ドラレコのサブスクがおすすめの人

ドライブレコーダー+の機能や価格、メリット・デメリットを踏まえておすすめしたい人は以下です。

おすすめの人
  • 家族が平日に運転するので、心配というお父さん
  • 離れて暮らす両親や家族が心配という人
  • 運転に自信のない初心者や高齢者

上に当てはまるような人は、ドライブレコーダー+ならではの3つの機能が活躍するでしょう。

一方で、先ほど紹介したように

  • ドラレコ代を最低限に抑えたい
  • 運転に自信のある独身の人

ドライブレコーダー+の通信機能を使わないため、割高に感じるかもしれません。

ドラレコ義務化をきっかけにパイオニアの「ドライブレコーダー+」を導入しよう!

ドラレコ義務化にはパイオニアの「ドライブレコーダー+」がおすすめ!

本記事では、パイオニアが開発したドラレコのサブスク「ドライブレコーダー+」の特徴や価格、メリット・デメリットを紹介しました。

2022年5月にドラレコの装着が新車で義務化されるようになった今、ドラレコをつけたい人も多いでしょう。

しかし、ドラレコは高性能なものになると数万円と高く、気軽に手を出しにくいですよね。

また昨今では、高齢者ドライバーの事故が多く「両親が加害者にならないか心配」という人もいるでしょう。

そんなあなたに「ドライブレコーダー+」が重宝するはず!

費用も月3000円以下と安いうえに、運転サポート機能もついてますので、安心して利用できますよ。

また、パイオニアは商用車用のドラレコとして人気の高いメーカーなので、実績や映像技術といった面でも安心です。

この機会にぜひ「ドライブレコーダー+」を検討してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

▼筆者の自己紹介です。

関連記事:僕がマーチニスモSに乗り換えた理由3選と自己紹介